サルサやバチャータのソーシャルを新しく始めるときは、不安になるものです。会場、DJ、講師、音響機材、スタッフ、宣伝に、数百ドル、ときには数千ドルをつぎ込むこともあるでしょう。それらをすべて準備するための時間もかかります。
そして初回の開催日を迎えるまでは、頭の片隅にこんな不安がつきまといます。誰も来なかったらどうしよう?
私はダンサー、パフォーマー、コーチ、主催者として、20年以上サルサの世界に関わってきました。その間、新しく始まったソーシャルが長年続く定番イベントになる姿も、数週間や数か月で姿を消してしまうイベントも数多く見てきました。
ダンスフロアが必ず満員になるような、たったひとつの宣伝の秘訣はありません。ただ、成長するイベントは、たくさんの小さなことをきちんと積み重ねています。講師、DJ、パフォーマー、チーム、ほかの主催者と関係を築く。ダンサーに来る理由をつくる。イベントを見つけやすくする。そして何より、また来たいと思える体験を提供することです。
これからサルサやバチャータのソーシャルを始める方にも、まだ思うように人が集まらないイベントを育てたい方にも、実際に効果のある方法を紹介します。
1. ダンサーがすでに集まっている場所へ行く
ダンスイベントを宣伝する最もシンプルな方法のひとつは、昔から変わりません。ほかのダンスイベントへ行くことです。
金曜日に人気のサルサソーシャルがあり、自分は日曜日のイベントを始めようとしているなら、そこにはまさに来てほしい人たちが一か所に集まっています。
ほかのダンスイベントでチラシを配る
そうです。紙のチラシは今でも有効です。
昔ながらの方法ですが、直接競合しないダンスイベントを訪れて、紙のチラシを配る手があります。会場や地域のルールによっては、駐車場の車にチラシを配れる場合もあります。
華やかな方法ではありませんが、届けたい相手に届くという点では非常に優れています。すでにダンスが大好きな人たちに、自分のイベントを直接知ってもらえるからです。
ただし、相手への配慮は忘れずに。自分のイベントと同じ夜に開催されるイベントでチラシを配らないこと、散らかさないこと、そして配布する場所で宣伝物を配ってよいか確認することが大切です。
地域のさまざまな場所でチラシを掲示する
すでに踊っている人以外にも宣伝できます。
カフェ、レストラン、図書館、コミュニティセンター、大学のキャンパス、ダンススタジオ、ラテン系のお店、地域の掲示板などには、地元のイベントのチラシを置いたり貼ったりできる場所がよくあります。
掲示する前には、必ず許可を取りましょう。
ソーシャルに来ているダンサーほど対象は絞れませんが、初心者レッスンのあるイベントなら特に有効です。ダンスのコミュニティに新しい人を迎えるきっかけにもなります。
2. ほかの主催者と関係を築く
新しい主催者が陥りがちな間違いのひとつは、ほかのサルサやバチャータのイベントをすべて競合だと考えてしまうことです。
実際には、主催者同士が支え合うほうが、地域のダンスコミュニティはうまく育ちます。
別の夜に開催され、生徒やチームメンバー、そのほかの事業面で直接競合しないソーシャルがあるなら、連絡を取って自己紹介しましょう。
多くの講師や主催者は、ダンスのコミュニティ全体が大きくなることを心から願っています。
たとえば、次のような協力をしてくれるかもしれません。
- チラシを置いてくれる
- 会場での告知の際にイベントを紹介してくれる
- 短時間、マイクで告知させてくれる
- 投稿をシェアしてくれる
- 特別イベントや初回開催を宣伝させてくれる
地域で活発に踊っている150人を前にした20秒の告知は、SNSへの投稿をもうひとつ増やすより、はるかに価値がある場合があります。
大切なのは、お互いに協力することです。相手のイベントも応援しましょう。適切な機会には、相手の特別イベントをシェアしましょう。自分のイベントがない夜には、そちらに行くようダンサーに勧めることもできます。
健全なダンスコミュニティは、人と人との関係から生まれます。
3. ほかのイベントでパフォーマンスをする
パフォーマーとして活動しているなら、ほかの主催者のイベントに出演することは、特に効果的な宣伝方法になり得ます。
単にお願いするだけでなく、パフォーマンスを提案すれば、相手は来場者が楽しめる企画と、宣伝の材料を得られます。そのお返しに、通常は司会者があなたやチームを紹介してくれますし、出演後に短く告知させてくれる主催者も多いでしょう。
これも、ほかのイベントでただ注目を集めようとするのではなく、そのイベントに貢献しているからこそ成り立つ方法です。
4. 音楽以外の力も持つDJに依頼する
ソーシャルの質にDJが大きく関わるのは当然ですが、選曲だけで判断しないようにしましょう。
多くのサルサやバチャータのコミュニティでは、DJは特に顔の広い存在です。
優れた地元のDJなら、次のような強みがあるかもしれません。
- 毎週、複数のイベントに足を運んでいる
- 多くの講師や主催者と知り合いである
- SNSで地元のフォロワーを多く持っている
- ソーシャルによく参加するダンサーにフォローされている
- 自分が出演するイベントを日頃から宣伝している
- 友人や応援してくれる人を連れてきてくれる
選曲が好きなDJがふたりいて、一方は地元に多くのファンがいて、出演するイベントを積極的に宣伝しているなら、それは大きな強みになり得ます。
音楽をかける人に依頼するだけではありません。あなたのイベントと地域のコミュニティをつないでくれる人に依頼できるかもしれないのです。
5. イベントに合った講師を選ぶ
講師にも同じことが言えます。
自分でレッスンを担当しないのであれば、どのような講師がイベントに最も貢献してくれるかを考えましょう。
地元の講師に依頼する
地域で信頼されている講師は、定期開催のソーシャルで特に頼りになる存在です。
次のような強みを持っているかもしれません。
- 継続して通う生徒がいる
- 自分のパフォーマンスチームを持っている
- 地元のダンサーとのつながりが深い
- すでに一緒に踊りに出かけることを楽しんでいる生徒がいる
- その講師の勧めを信頼する人たちがいる
講師が40人の生徒に「土曜日はこのソーシャルで教えます。レッスンを受けて、そのまま踊っていきましょう」と声をかければ、参加者数にはっきりとした違いが出ることもあります。
地元とのつながりがある講師は、イベントが地域から離れた存在ではなく、すでにあるコミュニティの一部だと感じてもらう助けにもなります。
ほかの地域からアーティストを招く
ゲスト講師を招く場合は、役割が異なります。
地域内、国内、あるいは国際的に名の知られたアーティストを招くには、通常、より多くの費用がかかります。地元の生徒を直接大勢連れてきてくれるとは限りません。その代わりに、新鮮さと知名度をもたらしてくれます。
ゲストアーティストの存在は、「次の機会に行けばいいか」と思っているダンサーに、その週のソーシャルへ行く理由を与えます。
ワークショップを受けたい、アーティストに会いたい、あるいはそのソーシャルに集まりそうな上手なダンサーと踊りたいという、経験豊富なダンサーを呼び込むこともできます。
毎週開催する通常のソーシャルなら、顔の広い地元の講師のほうが、安定して力になってくれるかもしれません。初回開催、周年記念、ときどき開催する特別イベントなら、ほかの地域からアーティストを招くことで、関心を大きく高められる場合があります。
6. 無料招待を戦略的に活用する
新しいソーシャルを始めるとき、最初の課題のひとつは、まず来てほしい人たちに会場へ足を運んでもらうことです。
次のような人たちから、数人を選んで招待することを考えてみましょう。
- 地元のチームディレクター
- 講師
- コミュニティで顔の広い人
- ソーシャルダンスが上手な人
多くのダンスコミュニティでは、初回開催にディレクターや影響力のあるダンサーを無料招待するのは一般的なことです。
目的は、ただ人数を増やすことではありません。
信頼されているディレクターがイベントに来て楽しんでくれれば、生徒に話してくれるかもしれません。上手なソーシャルダンサーが何人もいれば、ほかの経験豊富なダンサーも、また来たいという気持ちが強まるかもしれません。
上手なダンサーのいる場所には、ほかの上手なダンサーも集まりやすくなります。
周囲の人の参加が安心材料になる効果もあります。新しいソーシャルを訪れて、ダンスのコミュニティで尊敬している人をすぐに何人も見かければ、そのイベントへの信頼感はずっと早く生まれます。
ただし、やりすぎは禁物です。
毎週大勢を無料招待すると、すぐに無料入場が当たり前だと思われるようになりかねません。特に初回開催や特別な機会に、相手を選んで活用しましょう。無料招待のリストが膨らみ続ける状況は避けてください。
7. 地元のチームにパフォーマンスを依頼する
パフォーマンスチームは、特に大きなフェスティバルや大会の前には、常に本番経験を積む機会を探しています。
そこには、お互いにメリットを得られる機会があります。
地元のチームをソーシャルに招いて、パフォーマンスをしてもらいましょう。多くの場合、出演料を払う必要はありません。特に大きなイベントに向けて本番の練習をしたいチームなら、出演者を入場無料にするだけで十分です。
チームが得られるものは、次のとおりです。
- ステージ経験
- パフォーマンスの映像
- 多くの人に知ってもらう機会
- 演目をもう一度披露する機会
主催者が得られるものは、次のとおりです。
- 来場者の増加
- 参加者が楽しめる企画
- チームやディレクターによる宣伝
- 地域のコミュニティとのさらなるつながり
- SNSに投稿できる素材の充実
地元のダンス事情に詳しいなら、もうひとつ考えておきたいことがあります。ソーシャルダンスそのものが好きなパフォーマーを招くことです。
会場に来て、パフォーマンスをして、着替えたらすぐに帰ってしまうチームもあります。
一方で、出演後も数時間残ってソーシャルダンスを楽しむチームもあります。
ソーシャルを盛り上げることが目的なら、後者のチームのほうが、はるかに大きな力になってくれます。
8. 来場する特別な理由をつくる
宣伝する内容に魅力があれば、宣伝はしやすくなります。
ソーシャルの企画そのものが、いちばんの宣伝材料になることもあります。
ジャック&ジル(Jack & Jill)の大会を開く
ジャック&ジルなどのソーシャルダンスの大会は、ときどき取り入れる集客企画として効果的です。
必ずしも豪華な賞品は必要ありません。少額の賞金でも、大会の魅力を十分に高められる場合があります。
地域で信頼されている講師を何人か、審査員として招きましょう。
すると、次のような人たちがイベントに関心を持つ可能性があります。
- 出場者
- 出場者の友人
- より上級のダンサー
- 審査員
- 審査員を務める講師の生徒
- 純粋に観戦を楽しみたい人
講師が持つ信頼も、イベントの信頼感につながります。
さらに、開催後には大会の映像が残ります。SNSで特に魅力的な投稿素材になるかもしれません。
生バンドを招く
サルサの生演奏も、イベントに特別感を与えてくれます。特に初回開催、周年記念、そのほかの大切な夜には効果的です。
バンドが自分たちのファンにイベントを宣伝してくれることもあります。ラテン音楽は好きでも、まだ普段からソーシャルに通っているわけではない人たちに届くきっかけにもなります。
ただし、考慮すべき点もあります。
バンドには費用がかかる場合があります。非常に長いライブ演奏を好まないダンサーもいます。音響や運営面でも、追加の準備が必要です。
そのため、自分のイベントで生演奏がどのような役割を担うのか、よく考えましょう。
バンドの演奏を、イベントのいつもの特色にするのでしょうか。それとも、年に数回、特別な日をつくるために取り入れるのでしょうか。
どちらも成り立ちます。収支が見合うことが大切です。
9. 大学生が参加しやすくする
大学生は、地域のダンスイベントにとって魅力的な参加者層です。
若く、交流を好み、新しい人との出会いに関心があることが多く、何年にもわたってコミュニティに関わってくれる可能性があります。
一方で、お金に余裕がないことも多いものです。
学割があることをわかりやすく告知すれば、イベントにずっと参加しやすくなります。
近隣の大学にサルサ、バチャータ、ラテンダンス、社交ダンスのサークルがあれば、直接連絡してみましょう。学生料金を用意し、メンバーに共有しやすい案内を送りましょう。
大学のチームも、地域で協力し合う大切なパートナーになり得ます。イベントに出演したり、みんなで参加したり、新しく踊り始めた人たちを継続的に地元のダンスコミュニティへ連れてきたりしてくれるかもしれません。
10. SNSで見てくれる人を増やす
インスタグラム(Instagram)とフェイスブック(Facebook)は、地域のサルサやバチャータのイベントの多くにとって、今でも重要です。
ただし、始めたばかりの頃は、見てくれる人があまりいないだろうと理解しておきましょう。
少しずつ育てていくことです。
地元のダンサー、DJ、講師、スタジオ、パフォーマー、チームをフォローしましょう。そのうちの何人かは、あなたのアカウントを見てフォローを返してくれるでしょう。
それ以上に大切なのは、人が実際に見たいと思うものを投稿することです。
たとえば、次のようなものです。
- ソーシャルダンスの動画
- 過去のパフォーマンス
- DJの短い動画
- 講師のデモンストレーション
- 大会の映像
- 会場のにぎわいが伝わる写真
- 実際の参加者の写真
- 開催後の短い振り返り
あなたのページを見た人に、こう思ってもらいたいものです。
「楽しそう。次は自分も行きたい」
宣伝用のチラシだけが延々と並ぶページにしてはいけません。
11. 地元のフェイスブックグループに投稿する(過度な期待はしない)
地域のサルサやバチャータのフェイスブックグループは、その多くが宣伝中心です。
誰もが何かを宣伝しています。
つまり、チラシの投稿をひとつ増やしただけで、参加者数が一晩で大きく変わるとは考えにくいのです。
それでも、投稿する価値はあります。
数分でできて、お金もかからず、関心を持ちそうな人たちにイベントを知ってもらえます。
大切なイベントを告知し、ときどきリマインダーを投稿しましょう。ただし、同じ宣伝を少し変えただけの投稿で、毎日グループを埋め尽くさないようにしてください。
ダンス専門のグループ以外にも目を向けられます。
地域のお出かけ情報、ナイトライフ、外国人居住者、大学、文化、ラテン系コミュニティのグループなら、普段のつながりの外にいる人にもイベントを知ってもらえるかもしれません。
12. 見やすく、きちんとしたウェブサイトを用意する
小規模な地域のソーシャルでは、ウェブサイトがイベントを知ってもらう主な入口になるとは限りません。
最初のきっかけは、インスタグラム、友人、ほかの講師、チラシ、イベントカレンダーかもしれません。
ウェブサイトが役立つのは、別の面です。信頼感を与えてくれます。
インスタグラムのフォロワーがまだ少ない、新しいソーシャルを見つけたところを想像してください。しっかり運営されているのか、会場はどんな場所か、情報は最新なのか、よくわかりません。
そこでウェブサイトを開くと、次のような情報が見つかります。
- 最新の開催日
- わかりやすい料金
- 講師やDJの情報
- 写真や動画
- 駐車場の案内
- 会場の情報
- よくある質問
- 問い合わせ先
それだけで、イベントへの信頼感はぐっと高まります。
ウェブサイトは複雑である必要はありません。きちんとした印象を与え、最新の状態を保てばよいのです。
八か月前の日付が載ったまま放置されたサイトなら、サイトがないほうがよいことさえあります。
13. サルサやバチャータのイベントカレンダーに掲載する
SNSは、すでにフォローしてくれている人や、そのつながりにいる人へ届けるのに役立ちます。
イベント情報サイトは、もうひとつの大切な層に届きます。踊れる場所を積極的に探しているダンサーです。
「今夜、どこでサルサを踊れる?」と検索している人と、なんとなくインスタグラムを眺めている人では、関心の持ち方が大きく違います。
地域の情報やダンスに特化した、関連するイベントカレンダーに掲載しましょう。
もちろん、サルサビダ(Salsa Vida)もそのひとつです。
サルサビダは、毎月160,000人以上の訪問者が世界各地のサルサやバチャータのレッスン、ソーシャル、ワークショップ、フェスティバルを見つけるお手伝いをしています。当サイトのイベントページは、検索エンジンやAIプラットフォームでも見つけてもらいやすく、主催者をそれまで知らなかったダンサーにも、イベントを知ってもらうきっかけを提供しています。
サルサやバチャータのイベントを、サルサビダに無料で掲載しましょう。
地域のほかの関連イベントカレンダーも活用しましょう。目標は、ダンサーがどこで探していても、あなたのイベントを見つけやすくすることです。
14. チラシを丁寧につくる
質の低いAIチラシをつくるのは、もうやめましょう。
AIをデザインに活用すること自体は問題ありません。制作を速く、簡単にしてくれる便利なツールはたくさんあります。
ただ、チラシは多くの場合、イベントの第一印象を決めるものです。
明らかに生成画像とわかるダンサーに余分な指や不自然な手足があり、背景の文字は読めず、35もの情報が我先にと目立とうとしていたら、イベントそのものにどれだけ丁寧に取り組んでいると思ってもらえるでしょうか。

高額なデザイナーに依頼する必要はありません。
必要なのは、わかりやすいチラシです。
最低限、次の情報はひと目で見つかるようにしましょう。
- イベント名
- 開催日
- 場所
- 開始時刻
- 目玉企画やテーマ
- 必要に応じて料金
- 詳しい情報を確認できる場所
スマートフォンでも文字が読めることを確認してください。
十種類ものフォントを使わないでください。
レッスンの開始時刻を知るために、拡大しなければならないようなデザインは避けましょう。
実際のコミュニティの素敵な写真があるなら、それを使うことも考えてみてください。現実離れした完璧なカップルがディップをしている、どこにでもあるような画像よりも、あなたのイベントを楽しんでいる実際のダンサーの姿のほうが、ずっと力のある宣伝になることが多いものです。
15. ダンスフロアも宣伝の一部だと考える
このリストの中で、おそらく最も大切なことです。
ここまでのことをすべて実践しても、実際のイベントを楽しんでもらえなければ、集客には苦労するでしょう。
最初に来てくれた参加者が、これからの宣伝を支えてくれる人たちです。
素敵な夜を過ごした人は、次のような行動をしてくれます。
- また来てくれる
- 友人を連れてきてくれる
- 動画を投稿してくれる
- イベントをタグ付けしてくれる
- 生徒に紹介してくれる
- ほかのソーシャルで話題にしてくれる
地域のイベントは、こうして育っていきます。
宣伝で一度は来てもらえるかもしれません。もう一度来るかどうかを決めるのは、そこでの体験です。
音楽、フロア、室温、音響、会場、招く人たち、レッスン、雰囲気について考えてみましょう。まだ知り合いが誰もいない人にとって、温かく迎えられていると感じられる空間でしょうか。
そして、楽しんでくれた人が次の開催日を簡単に知ることができるようにしましょう。
新しいソーシャルなら、私が優先すること
ここまで読んで「でも、15のことを一度にはできない」と思ったなら、一度にやる必要はありません。
新しい地域のイベントなら、私はまず次のことに力を入れます。
- 本当に参加したいと思ってもらえるイベントをつくる。よい会場、よい音楽、はっきりした特色が大切です。
- 地元に人脈のあるDJや講師に依頼する。
- ほかの主催者や講師と、自分自身でつながりを築く。
- 既存のダンスイベントで宣伝する。
- コミュニティの中心的な人たちを数人、初回開催に招く。
- チームやパフォーマーを招くなど、行ってみたいと思える企画を用意する。
- サルサビダや、ほかの関連するイベントカレンダーに掲載する。
- インスタグラムやフェイスブックに継続して投稿する。
- 毎回、よい写真や動画を撮影する。
- 友人を連れてまた来たいと思ってもらえるほど、イベントの質を高める。
サルサのソーシャルを始める前に、デジタルマーケティングの専門家になる必要はありません。
必要なのは、コミュニティの一員になることです。
サルサやバチャータのフェスティバルの場合は?
ここまでのアドバイスの大半はフェスティバルにも当てはまります。ただし、大規模なフェスティバルやコングレスの宣伝には、また違った難しさがあります。
主に20分で来られる地元のダンサーを集めればよい、という話ではなくなります。参加パス、ホテル、移動費、場合によっては航空券に、数百ドルを使ってもらう必要があるからです。
そのため、宣伝の方法も変わります。
フェスティバルの宣伝では、アンバサダーやアフィリエイトの制度、各都市の代表者、チームやスタジオとの提携、国際的なアーティスト、プロモーションツアー、早割、ホテルの客室枠の確保、分割払い、リターゲティング、メールマーケティング、複数の都市にまたがる講師や主催者との関係づくりなどが関わってきます。
それだけで、別の記事にまとめるだけの内容があります。
それでも、75人のソーシャルであっても、2,000人の国際コングレスであっても、基本は変わりません。
力のあるダンスイベントは、コミュニティを通じて育ちます。
人が楽しめる場をつくる。周囲の人を応援する。ほかのコミュニティのメンバーが関わりたいと思える理由を用意する。そして、イベントを見つけやすくすることです。
そのうえで、あなたが築いたものを、参加者に広めてもらいましょう。